ファンタジーアースゼロが熱い

スクウェア・エニックスがライセンス元となっている

次に紹介するのは、ゲームポットは開発ではなく運営を担当している『ファンタジーアース ゼロ』という作品についてだ。この作品、運営が開始されたのは2006年と9年前に遡る。実際にオンラインゲームとして登場したのはその頃だが、プロジェクトが始動したのは2年前のことだ。かなり力を入れた宣伝を当時からしており、更には話題作として期待も寄せられていたという。それはどうしてかというと、当作品のライセンスが老舗ゲームを始めとした『スクウェア・エニックス』がライセンス元となっているからだ。

2004年はまだオンラインゲームも普及し始めていた中だったこともあったが、何より当時はまだまだ数が少なかった『MMOオンライン+RPG』という、一環したストーリー性が楽しめる作品だったということも影響している。それまでに誕生したゲームは単発とした、一本のストーリーがゲームシステムに関係しているような作品がまだ少なかった。ゲームとしてみればそれほど中毒性も高くなく、連続した内容ではなかったため、物足りないと感じていた人には待っていたといわんばかりに圧倒的な存在感を示した。

そんなファンタジーアースゼロだが、当時は『ファンタジーアース ザ リング オブ ドミニオン』と呼ばれており、またこのゲームは開発からライセンスまで全てが異なる企業が担当している。

開発:フェニックスソフト

運営:ゲームポット

ライセンス:スクウェア・エニックス

サービス開始当時はこの三社で運営されていたが、後にゲームポットへとその運営が全て移管されたことによって、現在のファンタジーアース ゼロという名称へ変更された。

大まかな概要

このオンラインゲームの特徴として、ライセンス元がスクウェア・エニックスとなっている辺りがストーリーに影響を与えている。世界を支える存在としてクリスタルが鍵となっており、そのクリスタルによって創造された世界が舞台となっている。誕生した大陸を統治していたはじまりの王と呼ばれる存在がいたが、後に人々が邪神を抱くようになってしまい、はじまりの王と統治していた国が滅亡してしまう。その後戦乱が続く世界で、それぞれの思いを抱いた5人の王が大陸を統治するために戦いを繰り広げて平定を目指していくといった、内容になっている。

スクウェア・エニックスらしい世界観なのが十二分にとって分かるところ、そして登場するキャラクターたちも魅力的だ。ただこのゲームはこうした根幹となるストーリーが基本となっているため、一般的な冒険MMORPGでいうところの冒険要素はあくまでサブに過ぎない。メインとなるのは国家間同士の戦争、つまりはプレイヤー同士の対決が主流のシステムとなっている。このゲームは対人戦と行っても個人ではなく、『50対50』の超団体戦が繰り広げられる。また戦争と言ってもそれほど長い時間を要するのではなく、30分程度で終わるというのも醍醐味だ。

戦争に勝利すればその分だけ領地を増やしていき、平和状態を獲得できる。大陸全土を平定できるの目指していくのだが、中々困難な道のりなのは想像に難くない。

王について

このゲームで王はあくまでシンボル、象徴的な存在でしか無いためどちらかと言えばサブキャラ扱いになっている。それはそれでもったいないのではと感じるが、国を統治していると思えばそれほど気にはしない。時々指示を出すこともあるが、プレイヤー常識としてあまり宛てにしすぎるととんでもないことになってしまうため、参考にしないほうが得策とも言われている。王なのに存外な扱いをされている。

声優さんの無駄遣い

さて、筆者がこのゲームに言いたいのはどうしてここまで豪華な声優さんを起用しておいて、サブキャラ扱いにしてしまったのか王様よっ! と思った。これで5大国家の王が戦闘にも参加して、キャラクターボイスが出ればそれだけで需要は出てくるというもの。特に熟練した腕前を持っている重鎮たる声優さんも起用しているのにもったいないと考えているのは、筆者だけではないだろう。

宣伝も兼ねての起用だったのかもしれないが、その辺のところをもう少しシステムに組み込んでも良かったのではないか、そう切に思う。

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